「YES」を導くお願いの仕方 前編

 なにかを人にお願いするとき、断られたらどうしようと不安になったり、お願いしたのにその通りにやってくれなかったり…というような経験はありませんか?人にお願いをすること自体が苦手だという方も多いと思います。  そこで、佐々木圭一氏の『伝え方が9割』という本にある、相手が自然と「YES」と言ってしまうお願いの仕方について2回に分けてお伝えします。  今回は、友人との日常会話の中や、学校の先生に頼みごとをする時、社会人の方とお話しする時など、どんな時でも相手になるべく「YES」と言ってもらう、お願い文の作り方を3ステップで紹介します。  

    1.自分の頭の中をそのままコトバにしない

     例えば、あなたが異性とデートに行きたかったとします。もちろん、「YES」と答えてもらえる可能性が高いときは、ストレートに「今度デートしてください」と相手にお願いしてもよいでしょう。しかし、「NO」と言われるかもしれないと想像できてしまうときに、このストレートな言い方はうまくいかない可能性があります。  「YES」と言われる可能性を上げるためには、“ストレートに伝える”というこの方法を一度やめてみましょう。  

    2.相手の頭の中を想像する

    考える女性  次に、一度あなたのお願いしたいことから離れて、相手の頭の中を想像してみましょう。何が好きで、何が嫌いか?どんな性格か?などの相手の基本的な情報をすべて思い返します。  この例において、相手が「おしゃれなものが好き」で、「イタリアンが好き」だという情報をあなたが持っていたとします。   

    3.相手のメリットと一致するお願いを作る

     では、お願い文を考え直してみます。この時大事なのは、“相手の文脈で考える”ということです。さっき想像した相手の情報に即して、相手のメリットに合わせるのです。そうすると、「今度デートしてください」というお願いは「とってもおしゃれなイタリアンのお店があるから今度行きませんか?」という言い方に変えることができます。  最初の「今度デートしてください」という文章は、あなたにとってのメリットしか込められていませんね。しかし「おしゃれなイタリアンのお店」に行けるというのは、相手のメリットになります。これで相手は「YES」と答える可能性がぐっと高まります。    いかがでしょうか?「今度デートしてください」というお願いが「とってもおしゃれなイタリアンのお店があるから今度行きませんか?」という提案に変わりました。たしかに「YES」と言いやすくなりましたよね! この3ステップはどんなお願いにも使えるので、ぜひ明日にでも身近な人に使ってみてください。 では次回は、この簡単な3ステップを前提として、さらに細かい様々なパターンの上手なお願いの仕方について紹介します。

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なぎ

なぎ

投稿者プロフィール

大阪生まれ、千葉育ちの大阪大学外国語学部インドネシア語専攻3回生。エレクトーン、バイオリン、茶道、体育会部活のマネージャーなど、好奇心旺盛で多岐に渡って手を伸ばす。

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